【ニベア青缶】最初は黄色かった!?ニベア青缶の誕生秘話

一家に一缶は当たり前、老若男女問わず愛されるニベアの青缶

2-3年前からは、超高級外資ブランドの美容クリームと成分が似ている!?との噂から、顔用の基礎化粧品にも使える!と、再ブレイクしていますね。

 

そんな、大人気ニベア青缶の歴史に迫ります。

ニベアの青缶は、最初は青くなかった!?

ニベアのシンボルといえば青地に白ロゴ。青 x 白以外を連想する人はいないでしょう。そりゃあ「ニベア青缶」と言うくらいですもんね。

これだけ強く浸透している青 x 白ニベア。実は最初は黄色かったんです。

 

こちらが初期のニベア。全然青くない。1911年に開発されたので、100年以上前に存在していたものになりますね。

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初期ニベアクリーム

開発目的は「医薬品」?驚きの誕生秘話

もともとニベアクリームは、医薬品分野への応用を目指して開発されました。オイセリット(Eucerit)という、水と油を結合させた乳化剤で、安定性と吸水性の高さから軟膏剤に使用できると考えたんですね。

 

このオイセリットに目を付けた、ニベアの創始者であるOscer Troplowitz博士が「化粧品にも使えるのでは」と考え、保湿性の高いスキンクリームとして発売を開始するわけです。

 

ちなみにこのオイセリット、100年前に特許取得しています。軟膏用に作られただけあって、実際の保湿性が高いのも納得ですね。また成分は、開発当初から現在までほとんど変わていないというから驚き!

 

語源はあのディズニープリンセス?NIVEAブランド誕生

 医薬品オイセリットを歴史的名品NIVEAクリームに育て上げた、先程のOscer Troplowitz博士、実はNIVEAの名付け親でもあります。

クリームが雪のように真っ白であったことから、ラテン語で雪を意味する"nix, nivis"からNIVEAというブランド名を作ったそうです。

 

雪のように白い・・・そう、あの白雪姫のような透き通った白いつるつる肌を真っ白なNIVEAクリームで手に入れてほしい・・・そんな願いが込められていたんですね。

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その後、発売わずか3年でNIVEAは世界各国に進出を果たします。

医薬品開発から生まれたスキンクリームが、世界的化粧品ブランドに育っていく過程、非常に感慨深いですね。

最初は黄色かったNIVEAクリームも、徐々に洗練&シンプル化されていき、現在のシンプルな青 x 白ブランドへと進化していくのです。

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ニベア青缶の歴史、いかがでしたか?

こちらブログでこれからニベア特集(成分とか、おすすめ日本製品とか、海外製品とか!)組みますので、ぜひお楽しみに!